とても暑い日が続いておりますが、変わらず皆様ご来院いただき本当にありがとうございます。
それでは最近、当院にてお口の中をきれいにする新しいアイテムを導入いたしましたのでご紹介させていただきます。
突然ではございますが、
皆様は舌(ベロ)のお掃除は行なっていらっしゃいますか?
どなたでも真っ先にイメージするお口の中のケアの方法といえば、やはり丁寧な歯磨きが挙げられるかと思います。
しかし、よりお口の中をきれいにするためには舌のお掃除を行う必要がございます。
それでは舌のお掃除のメリットを4つお伝えいたします。
①口臭ケア
舌苔(舌の上の汚れ)に含まれる食べかすや古くなった粘膜は、細菌によって分解されてニオイの原因となるガスを発生します。
舌磨きで舌苔をケアすることで口臭予防につながります。
②歯磨きの効果を高める
舌苔など、舌に汚れが蓄積した状態だと、歯磨きをして歯の汚れを落としても、舌の汚れが歯に付着してしまう可能性があります。
舌の汚れも落としておくことで、歯に再び汚れが付いてしまうことを防げます。
③味覚を正常に保つ
舌の表面には味蕾(みらい)という味を感じる器官があります。
舌苔が蓄積すると味蕾の機能が低下し、味覚が鈍くなる恐れがあります。
味覚が鈍くなると、濃い味のものや脂っぽい食べ物を好むようになったり、満腹感を得にくくなったりします。
味蕾が機能していれば、さっぱりとした味付けでも旨味を感じられ、少量でも満腹感を得られます。
④誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を防ぐ
食べ物が食道ではなく、誤って気道(気管)に入ってしまう「誤嚥」(ごえん)により、肺に食べ物と一緒に細菌が入ってしまい、肺炎を引き起こしてしまうことを誤嚥性肺炎と言います。
飲み込む力が弱い高齢者に特に多い病気です。
呼気や唾液を経由して細菌が肺に入ることがあるため、舌磨きで舌の汚れを除去しておくと、誤嚥してしまった場合に肺炎を発症したり重症化したりするリスクを軽減できます。
続いて
舌ブラシの使い方の流れと注意点をお伝えします。
- 使い方の流れ
- ①舌をしっかり水で濡らします。
※乾燥している状態だと傷つけてしまう恐れがあります。 - ②舌をできるだけ前に突き出します。
- ③鏡を見ながら舌表面にブラシを当てます。
※この時あまり奥までブラシを入れると気持ち悪くなってしまうので注意してください。 - ④軽い力でゆっくりと奥から手前に一方通行で数回ブラッシングしてください。
- ⑤使用後は、ブラシをキレイに洗浄にして風通しの良いところに保管してください。
※注意点
舌の上の味蕾が傷つくと、汚れが繁殖しやすいのため優しく当てることが重要です。
理想的な舌の色はピンク色ですが、
毎日行うことで徐々に舌苔は取れていきますので一度に取ろうと思って強く当てないようにしましょう!
こちらが当院おすすめの舌ブラシです。
色んなメーカーの舌ブラシを比較検討した結果スタッフ全員一致でこちらの舌ブラシに決定いたしました!
舌へ当たる感触や汚れ除去率が高いと人気です!
ぜひお試しください🌼
ご不明な点がございましたらスタッフまでお問い合わせください。