矯正装置の種類

ソフィア歯列矯正歯科医院で使用している、矯正装置の一例をご紹介します。

メタルブラケット

強度に優れた、もっともオーソドックスな矯正装置です。割れることはまずありませんが、金属が目立ちます。

<メリット>治療効果が高く衛生面で優れています。

<デメリット>金属製のブラケットが目立ちます。
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セラミックブラケット

セラミックやコンポジットでできた、クリアタイプのブラケットです。目立ちにくい矯正装置です。

<メリット>ブラケットが目立ちません。
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舌側矯正(リンガルブラケット)

表側からは目立ちにくい矯正装置です。歯の表面に装置をつけるのは抵抗がある、という方におすすめです。
<メリット>表側からは見えにくいので、審美的に優れています。
<デメリット>裏側(舌側)にあるので、慣れるまで違和感を感じることがあります。

リンガルブラケット装置(STb)は、従来のリンガルブラケットに較べ、格段に小さいのが特徴です。舌側矯正の欠点とされていた、口腔内の違和感や話しづらさといった問題が解決されたものになります。

<メリット>通常のリンガルブラケットと同じように、目立たず、審美的に優れています。小さいブラケットを使用し、違和感・話しづらさが軽減され、歯の動きもはやいため、治療期間の短縮が図れます。

<デメリット>表側矯正に比べると、治療費が高くなります。
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マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)

インビザラインは、1997年、アメリカのアライン社により開発された矯正装置です。不正咬合の模型をコンピューター上で並べ直し、各ステップごとに透明のプレートを製作し、毎月交換して治療していくシステムです。

治療の流れとしては、患者さまのお口の型をアメリカの会社に送り、ドクターの治療計画書にそったシュミレーションセットアップデーターを製作します。担当ドクターは、そのデーターを確認し治療計画どおりであれば装置製作の依頼を行ないます。約1ヵ月後に治療終了までのインビザラインが届きます。4週~6週間隔で歯科医のチェックを受け、歯の動き具合を確認しながら、治療を進めていきます。

<メリット>ブラケットを使用しないので、まさに見えにくい矯正治療がおこなえます。また、術前の模型ひとつで、治療終了までの透明トレーをつくることができ、何度も型をとりなおす必要がありません。

<デメリット>治療途中で虫歯治療をして、歯牙の形態が変わってしまった場合、そのあとのトレーが適合しなくなる可能性があります。 このような場合は、再度型を採り、新たにトレーを作っていきます(別料金がかかります)。毎日の使用時間 (20時間/日)が守れないと治療期間が長くなります。また適応する症例が限定されることなどがあります。

※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(クリアアライナー)

クリアアライナーは、インビザラインと同様に透明のプレートですが、大きく異なる点は、術前模型から一気に最終段階のプレートを製作するのではなく、毎月お口の型を採り次のステップのトレーを製作していくことです。

これは、動かしていく過程の中で、歯牙の形態が変わっても、また予定外の歯の動き(動き難い、歯列の拡大が足りない、歯牙の移動量の変更他)があっても随時対応ができること。また、1ステップにソフトタイプ、ハードタイプのトレーを用意し、歯に必要以上の力をかけないで動かすことが可能なことです(最初の1週間をソフトタイプ、後半の2週間をハードタイプトレーを使用します) 。

クリアアライナーの製作は、日本国内で製作します。クリアアライナーの使用時間は、インビザライン同様、20時間前後/日であり、患者様の使用時間に左右されるところは同じです。
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※インビザライン・クリアライナーともに非適応症例がありますので、詳細はお問い合わせください。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。